「タイのインターナショナルスクールは年間200万円台からで比較的安い」ビットコインマイナー弁護士 小峰氏・Cygnos 三原氏 4/4

投資家、富裕層向けに海外移住、海外法人設立のサービスを提供するOWL Investmentsの小峰氏とCygnosの三原氏に、海外、国内のインターナショナルスクール事情についてお話を伺いました。

お二人はCygnos主催、講師を小峰氏で「クリプト移住セミナー」を実施している経緯があり、今回一緒にお話を伺いました。

インタビュイー プロフィール

小峰 孝史氏

米系法律事務所Sidley Austinの東京オフィス・香港オフィスに勤務、TMI総合法律事務所所属時に香港駐在。2018年より現職。主として日本の富裕層向けに香港やその他の海外の税制上のメリットを生かす投資スキーム作り・移住をサポートしている。
Twitter:https://twitter.com/tkomine921 会社:https://owl-investments.com/

三原 弘之氏

2014年、ビットバンク株式会社へ社員第一号として参画し、執行役員COOとして国内最大級の仮想通貨取引所へ成長させる。現在は海外クリプトヘッジファンドの戦略へ分散投資する日本初のファンド、Cygnos Crypto Fund を運営。Twitter:https://twitter.com/h3hara Cygnos:https://fund.cygn.com/ https://oversea.cygn.com/

Sponsor

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海外のインターナショナルスクール事情

ーーインターナショナルスクール事情について教えてください。

小峰:タイはインターナショナルスクールも結構いい学校があります。

例えば日本人エリアの端っこにあるイギリス系のセント・アンドリュース・インターナショナルスクール・バンコク、川沿いのシュルーズベリ校などは、弊社で面接や合格までサポートしたケースがあります。

これらの学校は大学への進学実績をウェブに掲載していますが、レベルが高いです。

例えばシュルーズベリ校は1552年に設立と450年以上の長い歴史があり、進化論のチャールズ・ダーウィンも卒業生ということで有名です。

画像引用元:英国名門シュルーズベリ校のバンコク校、英国そのままの学園生活をバンコクで:①キャンパス見学

弊社としては、小学校などの小さいお子様はもちろん、そのまま大学まで海外に行きたいというご希望であれば、そこまでサポートさせていただきたいですし、逆に中学、高校受験から日本に戻るのであれば、そちらのルートもサポートさせていただいております。

三原:補足すると、タイにもいいスクールがありますが、ドバイもシンガポールも学校自体は充実していて、インターナショナルスクールのレベルはおそらくシンガポールが一番高いです。

ドバイも最近いい学校がいくつか出てきていて、ノースロンドンカレッジというイギリスで上位の学校があります。本校は女子高なんですが、ドバイは共学でできていて、そこはかなり成績が伸びています。

なので、トップレベルの小中高はドバイにもシンガポールにもタイにもあるという感じですね。

日本よりも海外のインターナショナルスクールのほうが安いこともある

ーー三原さんもシンガポールなど海外の学校事情に詳しいのでしょうか。

三原:そうですね、仕事柄必要となることもあるので、シンガポールの最近できたイギリス系の有名な学校など、全部見学に行きました。

小峰:シンガポールのインターナショナルスクールはおおよそ1年間の学費でどれぐらいですか。

三原:年齢にもよりますが、高いところで300万円~600万円、幼稚園で300万円ほどかかります。

小峰:それだとタイの方が少し安いですね。

三原:タイの方が安いですね、ハロウインターナショナルスクールに限らず、全体的に。日本のハロウ校はもっと高くて、年間1,000万ぐらいです。なのでシンガポールのほうがまだ安いと感じますね。

小峰:ボーディングスクール(全寮制の寄宿学校)だから高いというのはあると思います。

ただそれでも、私の友人が香港から引っ越してこどもを岩手のハロウ校に入れているんですが、香港のハロウ校より安いから入れていると言っています。

三原:中華系の人が中国で育てたくないから日本などのスクールに入れているという認識があったんですが、そういうわけでもないのでしょうか。

小峰:一つには、日本でスクールを経営すれば、日本政府からの圧力もあまりなく、そのため日本にスクールを作っているというのがあります。中国だと中国共産党が圧力をかけて来るのでそれを嫌がっている。

ほかにも香港の場合には、ディベンチャーと言っていろんな寄付金が結構高いです。そういう点でも日本の方が安いからスクールの費用が年間1,000万円でも安いといって通わせるんですね。

三原:シンガポールもいま中華系の人が移住してきていて、どんどん枠がなくなってますね。アメリカンスクールやUWCなど。

タイのインターナショナルスクールは年間200万円台からで比較的手頃

ーー何歳くらいから通わせるのがいいのでしょうか。

小峰:できればお子さんが幼児、小学生の間に海外に行くのがいいです。小学生の間に2~3年、海外でインターナショナルスクールに通えば、概ねバイリンガルになれます。

小学生なら何とか頑張って面接など背中を押して合格させられると考えています。中学生からだとお子さんが英語ができないと入れなくなるので、いい学校に入るのが少し難しくなりますからね。

ちなみに日本国内のスクールを検討されている方もいらっしゃると思いますが、さきほどの全寮制のハロウインターナショナルスクールの場合、岩手のハロウ校は学費が年間1,000万円でものすごく高いです。

東京で有名なとこだと宇多田ヒカルさんがご出身のアメリカンスクール・イン・ジャパンがありますが、いまは、親御さんが海外に駐在していました、海外のMBAを取りました、ぐらいの英語力では入れません。

私の友人で、日本人でこどもを通わせている人がいますが、海外のインターナショナルスクールで高校卒業まで通って、英語がめちゃくちゃ上手でそれでかろうじて入れている、と言っていました。

それで海外はとなるのですが、シンガポールのスクールも素晴らしいですが、ビザを取るには法人の設立などハードルが高く簡単ではありません。

タイであればビザが取れないことはないですし、インターナショナルスクールもイギリスのいいところであったとしても、年間200万円台からで比較的手頃です。

ーー国内の方が難しいのですね。

小峰:国内は難しいです。

三原:いまは国内無理ですね。ブリティッシュスクール・イン・東京もイギリス人じゃないと入りにくいです。

節税と子供のバイリンガル教育、トレードを続けるために海外移住を推奨

ーー最後に読者に向けてメッセージをお願いします。

小峰:暗号資産の投資家、特にガチホで含み益がある人やガンガントレードする人は節税のために海外移住を検討するべきです。

暗号資産の話は置いておいても、お子さんが特に小学生などであれば、お子さんをバイリンガルにするために海外に行くべきだと考えています。

私自身の経験でもあるんですが、大人になってからだとなかなか英語もうまくなりません。子供が小さいうちに、バイリンガルにする方が絶対楽です。

私としては節税と子供のバイリンガル教育、この二つの観点で海外移住を推奨します、というのが読者へのメッセージです。

もしご興味あればご連絡をください。

Twitter:https://twitter.com/tkomine921
株式会社OWL Japan:https://owl-investments.com/

ーー三原さんからも読者にメッセージをお願いします。

三原:我々は海外移住と海外法人設立の二つのサポートを提供しています。

Cygnosという海外クリプトヘッジファンドの戦略へ分散投資するファンドを運営しているのですが、提供すべき価値としてはプライベートバンク的な要素が強くなってきていると考えており、その一環として海外移住や海外法人設立もサポートさせていただいております。

タイも非常にいい国ですし、私もタイが一番楽でいいかなと考えています。ただ人によってはドバイの完全に税金ゼロな点に惹かれる方もいらっしゃると思いますので、そういった方についてはお気軽にご連絡いただければと考えております。

海外法人設立については、有名な某暗号資産の取引所で日本人のアカウントが2023年中に止められるという話もあり、今後大きなトピックになってくると予想しています。実際、いま少しずつ相談が増えてきています。

なので節税だけでなくトレードを続けるためという観点でも、海外法人設立をご検討いただければと思います。

そのときに、どの国を選んで法人を設立すればよいかというと、結構難しいです。例えばシンガポールの法人はレギュレーションの関係で海外の取引所がシンガポールに居住する個人や法人へ現物取引を提供することが禁止されています。

かつ、どこに法人を作るべきか、Twitterなどでも間違った情報が流れていて、誤った設立をしてしまっているケースが少なくありません。

海外移住だけでなく、法人設立においても、ご興味のある方はご連絡いただければと思います。

Twitter:https://twitter.com/h3hara
Cygnos:https://fund.cygn.com/ https://oversea.cygn.com/

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